予 定 |
曜日 |
行 程 |
宿 泊 先 |
備 考 |
4月29日 |
土 |
別格10番興隆寺、別格11番生木地蔵 |
香園寺宿坊 |
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30日 |
日 |
62番宝寿寺、63番吉祥寺、64番前神寺、別格12番延命寺 | 蔦 廼 屋 |
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5月1日 |
月 |
65番三角寺、別格13番仙龍寺、別格15番箸蔵寺 |
池田BH松又 |
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2日 |
火 |
別格17番神野寺、金刀比羅宮、別格16番萩原寺 |
観音寺市内旅館白梅 |
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3日 |
水 |
別格18番海岸寺、奥の院、別格19番香西寺、 |
塩江温泉赤松旅館 |
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4日 |
木 |
別格20番大滝寺 |
岡山のBH幸楽 |
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5日 |
金 |
京都東寺(教王護国寺) |
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4月29日 |
4月30日 64番前神寺から伊予三島までは前回歩き飛ばしたところなので歩くことにした。伊予土居の今夜の宿近くの延命寺までは札所も何もない所だ。でも、初めての路は新鮮に感じる。 無料休憩所の話、野宿の遍路は豊橋から着た青年だった事。同じ登山用品店に出入りしていたこと。 延命寺の2キロ手前から急ぎ足で歩く。 |
5月1日 途中で野宿しているらしく、くたびれた格好の遍路に追いついた。挨拶を交わすと鼻にピアスをしたまだうら若い女性だった。彼女が持っていたミカンを戴いた。 三角寺についてから境内の東屋で一休み。一人で仙龍寺まで行くのが不安だったので東屋でみんなに仙龍寺まで行くか尋ねたが、残念ながら私一人だけだった。納経所でルートについて尋ねたが山越えの遍路道は草が茂っていてお薦めできないとの事だった。舗装道路を歩くことにして三角寺を後にした。仙龍寺への分岐点を通り過ぎてしまい、下の分岐から上がったので大幅に回り道になってしまった。たまたま道端に止まっていた大型トラックの運転手にルートを確認するとこの道で良いとの事しかし歩くと結構あるよと言われた。気を取り直して一人歩く。お腹の調子が悪くなってきたので適当な所で雉打ちした。暫らく歩いて後ろから来た軽トラに車の接待を受けた、山へ山菜を採りに行った帰りとの事。荷台に乗せて貰って仙龍寺下の駐車場まで送っていただいた。収め札を受け取ってもらいお別れした。仙龍寺は山の谷間の風情のある良いお寺でした、独特の雰囲気が有った。今は宿坊はやっていないとの事。納経所の方は愛知の方だったそうな、お寺の中でゆっくり過した。帰りのルートをどう取るか決めてなくてとりあえず堀切トンネルの近くまで歩いた。トンネルがどうしても苦手なのでそこだけ車に載せて頂こうと都合のいい事を考え、たまたま通りがかりの軽四に手をあげて載せてもらった。訳を話してトンネルの外迄で良かったのだが、箸蔵寺まで送ってくれるというので有り難く送っていただいた。岡山から来て36不動霊場を廻っているのだそうだ。今回の行程の中で仙龍寺へのアプローチをどうするかは一番の悩みだった。後から考えると、まるでお大師様に送迎してもらったように感じた。池田の町へ向かう道路で三角寺で分かれた方々を追い越し箸蔵寺下のロープウェイ乗り場に着いた。お礼を言って別れ。納経締め切りの時間が迫ってきていたので大急ぎでロープウェイに乗った。箸蔵寺は大きな寺だった。でも、仙龍寺程感じるものは無かった。降りてきてから今晩の宿探しをした。ここまで今日中にこられるとは思っていなかったので宿の予約はしていない。ロープウェイ下の店で宿を紹介してもらった。なんとか池田の街中にあるビジネスホテルに予約が取れた。 |
5月2日 朝7時に池田駅に着いた、空模様は曇りで少し悪くなってきていた。池田駅から土讃線で塩入駅まで行く列車に乗る。朝は通学の高校生で満員だった。7時53分、塩入駅で降りたときにはポツリポツリと雨が降ってきた。まだ大丈夫だろうと別格17番神野寺がある満濃池を目指して歩く。30分程歩いて満濃池に着いた。神野寺は池の辺に佇むこじんまりしたお寺だった。納経して朱印をいただき念珠も買った。ここから金毘羅山まで歩く。雨が本降りになってきたので満濃池下の公園の東屋で雨具を着た。雨は途中で止んだ。金毘羅山の階段はザックを背負ったまま一番上まで上がる、途中の階段でお遍路らしき人が托鉢していた。どこも観光客で賑わっていた。参拝が終わり何処かで昼食に讃岐うどんを食べようと思ったがどこも混み合っていた。結局一番下のうどん屋で生醤油うどんを食べた。旨い!!やっぱりうどんは讃岐うどんだ等と思った。職場と家用にお土産を購入し宅急便で送った。琴平駅から多度津で予讃線に乗り換え観音寺駅まで、観音寺駅13時30分頃着。別格16番萩原寺を目指して歩く。観音寺駅から如何行けばいいのか判らなくてバス便を探しても見つけられなかった。跨線橋を渡って駅の反対側にある薬局で萩原寺へ向かう道を教えてもらった。「街中をとおり高速道路をくぐって池の側を通って信号に出たら右折してあとは道なりに進めば寺が近くになってるから又誰かに聞いてみるといい」との事だった。1時間半近く歩いて三叉路の信号で止まった軽トラのお爺さんに道を尋ねた。「わしとこの寺だから乗っていくか?」萩原寺の檀家だそうで、有り難くお寺まで乗せて頂いた。なんだかなぁ・・昨日から車に乗せて貰ってばかりだなぁ。不思議だった。15時30分に着いた。萩原寺は萩の咲く頃は美しいのだろうけど、特に何も感じなかった。帰りは来た道を引き返した。風が気持ちよかった。来る時は途中から車に乗せて貰ったけど駅に着くまでに結構歩いた。くたびれて最近できたばかりらしい喫茶店に入って休憩。お遍路さんは無料という看板に惹かれたかも(; ̄ー ̄A アセアセ・・・ お店のご主人と少し話す。ご主人も昔お遍路さんをしていたそうだ。コーヒーはお接待なんだと納得。お礼を行って今晩の宿探しを始めたが観音寺の駅周辺は料金が高い。とりあえず駅に戻ってからまた探し、料金が手頃だった白梅旅館に決めた。 |
5月3日 今日の天気は大丈夫そうだ。7時15分観音寺駅から予讃線で海岸寺駅まで。列車を降りて別格18番海岸寺へ向かう。駅から歩いて直ぐの所にあって判り易い。お寺の隣はユースになっていて宿泊もできる。お参りしてからお寺の中を歩き回った。お寺は住職によって色々変わるもんだなぁと思った。ここは布教に熱心なお寺のようだった。 この後、線路を越えて奥の院にもお参り。 駅に戻って多度津に9時17分に着き、高松まで。高松で降りバスで別格19番香西寺まで行った。街中のお寺でバス停から歩いて5分で着いた。お寺の本堂は改修中だった。お参りして11時30分のバスで高松まで戻り、乗り換えて塩江温泉まで、13時25分着。塩江温泉のバス停の観光案内所で今日の宿を探す。何故か何処もお客で満杯との事、考えてみればゴールデンウィークではないか。案内所の方に何軒か訊いてもらって漸く赤松旅館が泊まれるとの事でそちらに向かう。だいぶ早いが宿に荷物を置かせてもらって行基の湯という温泉に入りに行った。 まだまだ時間が余っているので近くを散策。清流が流れていて山間のいい場所だ。夏は蛍が舞うそうだ。 いよいよ明日は最後の別格20番大滝寺だ。 |
5月4日 朝4時30分頃に起きる。昨晩は寝付けなかった、最後の札所ということで少し興奮していたのかな。5時30分に宿を出た。お天気は良さそう。しかし、寒くてヤッケを着込む。集落を過ぎて川沿いの道は登り勾配になり段々と山の中に入っていった。道標は殆どなかった・・遍路道ではないから当然か。道は舗装されていて迷いそうになった所は一箇所だけだった。九十九折れの道を登って目印の六角堂を過ぎ9時15分に大滝寺に着いた。納経して朱印を戴く。最後の念珠も買った。境内で一休みして昨日宿で作ってもらった朝食代わりのお握りを頬張る。 車で参拝に来た人もちらほらいた。テント持参で夏子ダムの方から歩いて登ってきた方と話す。少し道に迷ったそうだ。夏子ダムからの道は道標が少ないのかな?御参りを済ませてきた道を引き返す。12時30分に宿に着いた。登り4時間、下り3時間ってところか。宿の食堂で昼食にラーメンとビールを飲む。帰りのバスの時間までまだ間があるので温泉に入った。のんびりしていてバスに乗り遅れた。(; ̄ー ̄川 アセアセ。16時30分に高松着 電車で岡山駅まで行ってビジネスホテルに泊まった。 |
5月5日 名古屋への帰り道なので京都の東寺へお参り。本堂は催し物をやっていたので有料との事。御影堂にお参りして 納経帳に弘法大師、大日如来、不動明王の朱印を戴いた。 |